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楽   [写真 Photograph]

1123mm.jpg





一昨日は表参道のレストラン・アイでフレンチの撮影。
このレストランは9月に訪れて以来3度目。
東郷神社神社の横にあり、緑あふれ、とても落ち着く場所。
食事同様にゆったりとした間合いで撮影もでき、僕にとってラッキー・スポット。
こんなところでたまにはのんびりランチでもしてみたい。
http://www.restaurant-i.jp/index.html

最近は撮ることが楽しくてしょうがない。
料理撮影は若い頃はあまり好きではなかった。
ライティングも難しく、麺などはすぐに伸びてしまうし、デザートは溶けてしまう。
蕎麦にしても、盛り方、色で、ストロボの角度を変える。
皿によっても料理の表情はことなる。
フィルム撮影では、テスト用のポラが出来上がるまでに1分はかかる。
2枚も試し撮りをすれば、料理の状況は変化する。
デジタルになって楽になったのは、テスト撮りをしても、すぐに確認できること。
料理の素材、それを表現するときにこだわった、フィルムの種類を選ぶことがなくなったことは寂しい。
かつては撮影依頼がきたときに、フィルムの特性を考え、家で真似した料理を作り、テストを重ねたことが多々ある。
僕は料理専門カメラマンではないので、奇麗にというより、旨そうに思えることを意識する。
食べたくなる状況を考えながら。
そう考えたら、料理写真も楽しくなった。

いよいよ「龍馬伝」が最終回をむかえる。
ストーリーも面白かったが、この作品は写真にも使える照明があり楽しかった。
色においては、映像ではいいが印刷にはむかない発色かなというものもあった。
学生時代、20代は映画館に通った。
スポーツ写真での望遠レンズのアングルや背景の処理はハリウッド映画を参考にした。
シルベスタ・スタローンの映画がよかった。
モノクロ・ライティングは「エレファントマン」
ウォン・カーウェイの「恋する惑星」はネガカラーでの撮影の参考になった。
テレビでは「必殺仕事人」の逆光の使い方も面白かった。

観るものすべてが写真になる。





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