新年とともに [日々]
裏山を尾根沿いに歩くと小さなお稲荷さんの祠にたどり着く。
いつもは人気のない所だが、見晴らしがよく、風が通り、ベンチに座っては仕事のイメージを膨らませているお気に入りの場所。
ここで思いついたプランが年明けには早速スタートする縁起のいいところでもある。
晦日の日、初日の出が見れないものかとふと思った。
元旦には手ぶらでいくのも失礼だと考え、果物を持参して夜の明けきらない山道を歩く。
近づくと驚くことに50人ほどの人達が日の出を待っていた。
お汁粉とお神酒のサービスまであり、祠には収まりきれないほどのたくさんの供物が並んでいた。
年明けの最初にお汁粉をいただき、それだけでで心も身体も温まり幸せな気持ちになる。
初日の出は祠と参道と真っ赤な鳥居の向こう側に一直線に昇った。
この小さな神社は元旦の太陽の位置を計算して作られた場所だった。
この小さな祠の歴史をあらためて調べてみたいと思うとともに、この山の気配に包まれて暮らす日々をありがたく思った。
ーーーーーーーーーー
1月20日開講のフォトワークショップは定員まで残りわずかとなりました。
お申し込み頂いたみなさま、ありがとうございます。
http://www.lohas-moon.com/photo/kohara.html
2013-01-04 16:39