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王様病   [バリ Bali]

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10数年前、バリでバロン病にかかったことがある。
バロンはバリ島の聖獣でいて神様。
獅子の親分のようであり、バリの人達に愛されている。

ある村の祭りでトランスした人達で寺院内が騒然としたとき、気がつくとバロンの横にいた。
バロンからは甘い熱帯の花の香りがし、その横にいるだけで僕は幸せだった。

もともとバロンは好きだったけど翌日からはさらにバロンの追っかけが始まった。
オダラン(祭り)を探し、村の定期公演にも足繁く通い、帰国する日にはとうとうバロンのお面まで買ってしまった。

いまはダラム病にかかったようだ。
家の壁にかけたダラム(王様)の仮面を見ては「早く練習したいな」と思っている。
実際に踊りを習うとなれば日本でバリ舞踊を習い始めるには最高齢なのだろうか。
ガムランを本格的に習い始めたのが45歳だったし、いまは48歳。
まだまだ若いと思っているのだけど。

ダラムの面は意外と小さい。
顔からはみでてしまう。
小顔マッサージは必要なのだろうか??

ガムラン仲間に「コアラッチさんのガムランって、音が大きいだけですよね」と言われたことがあるが、今回は「コアラッチさんの踊りって、顔が大きいだけですよね」と笑われそうですこし怖い(笑)




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