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蓮夏(れんげ)14 [写真 Photograph]

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『フォトワークショップ』第4期の募集を開始しました。 [写真 Photograph]

『小原孝博フォトワークショップ』第4期の募集を開始しました。


【1】10月12日(土)15時〜18時
【2】10月26日(土)15時〜18時
【3】11月9日(土)15時〜18時
【4】11月30日(土)15時〜18時
【5】12月14日(土)15時〜18時

会場 「ロハスムーン」
新宿区新宿1-24-7 ルネ御苑プラザ712
03-3353-7928
http://www.lohas-moon.com/photo/kohara.html



1年に2回ほどのワークショップの開催を予定していましたが、みなさまのクチコミや宣伝などのおかげで4回目のワークショップの募集を開始することができました。ありがとうございます。



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空間   [写真 Photograph]

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時間は永遠につきることはなく、空間こそが失われていく。

そんな言葉が頭をよぎる花の舞い。



撮るときは…   [写真 Photograph]

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撮るときは、撮るときくらいは、悩まないでほしい、と思うことがある。




蓮夏(れんげ)11 と、バリ島   [写真 Photograph]

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写真集『オラン・バリ』より




奥行き   [写真 Photograph]

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意識を少し遠のける。
被写体が輝いた瞬間、写真とシンクロする。




物語    [写真 Photograph]

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写真とは自己を表現する手段ではなく、世界を丸ごと受け入れる受動的な行為である。
『決闘写真論』中平卓馬著


宇宙を想像し、生命の不思議さに驚き、「自然観」という物語を映像で書きはじめたのが数年前。
いまの写真はまさに受動的行為。
受けたものをわかりやすく伝えるのが仕事。
支えてくれた人達や、与えてくれた大地に、奉納するという感覚にちかいのかもしれない。

人それぞれに写真観は違う。
ゆえに自分の存在がある。




雨景   [写真 Photograph]

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色 〜1    [写真 Photograph]

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バリ島に出会ったのが23年前。
そこで暮らす人、島のもつ独特の気配を、自分なりに受け止めようとした。
等身大の器で、写真を文体とすればエッセイという表現で写真にしようとした。
カメラはローライを選ぶ。
その正方形のフォーマットは縦でもなく横でもないまるで円のようなおおらかさを持っている。
エッセイにはちょうどいい。

そしてフィルムをカラーからモノクロに変えた。
南国の華やかな色に隠れた意識が写りやすいから。
それが思いもよらず写真集「オラン・バリ」となり、いまでもそれが最も自分らしい写真であるとも思っている。


その後カラーネガからのプリントにと移っていく。
フィルムや印画紙を変えて様々な組み合わせや方法をさがす。
ネガフィルムの奥深い表現に絶えず感動しながらも、黒のにじみに、その黒の中のわずかな光の反射に表現できないもどかしさも感じていた。

最近になってデジタルという表現が世の中にでてきた。
昨年に購入したカメラに、その黒の中に、初めて光を表現できると感じた。


いまは色を撮っている。
あの時、バリで隠してしまった色。
いまはその色を求めている。
しかし、感覚としては墨絵の世界。
世の中としては矛盾の表現となるが、自分のなかではとてもマジメ。

モノクロもまた撮っているが、これは心の中の平衡感覚をとることがひとつの理由。
そしてもうひとつは、、、
それはまた後日。




みず   [日々]

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形なきものでもあり
形あるものでもある

雨の音に水の行方を思う朝




かたち   [写真 Photograph]

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心のしわに染み込んだ影。
黒のなかにまぎれ込んだ光の残像。
形なきものに心揺らす。




フォトワークショップ第3期の募集を開始しました   [写真 Photograph]




「フォトワークショップ第3期」の募集を開始しました。


6/30(日)、 7/14(日)、 8/4(日)、 8/18(日)、 9/1(日) の5回コース。

時間は 15:00〜18:00

会場は新宿のロハスムーン (新宿区新宿1-24-7 ルネ御苑プラザ712) 

フォトワークショップの詳細はこちら。
http://www.lohas-moon.com/photo/kohara.html





4月に第2期のワークショップがスタートしました。
笑顔のなかで、仲間達と真剣に写真を読み、感じたことを語りあっています。
あらためて写真のもつ可能性と、それぞれの感性の豊かさに驚かされます。

第1期は延長講座がスタートし、グループ展に向かい更なるブラッシュアップをめざし頑張っています。

1期2期間の交流も始まり、それによりワークショップにあらたなエネルギーが生まれたことも感じています。


毎回のワークショップの終わりに、次回への課題テーマを出します。
テーマはクラスや個人の進行状況を見ながら判断していきます。
それゆえにワークショップの内容は固定ではありません。
撮ってきた作品を見ながら、ひとりひとりにアドバイスをし、個性と技術をさらに伸ばしていきます。
お互いの作品を見せあうことで、気づきも増え、感性もまた豊かになります。
ともに伸ばしあい、伸びていくことが目的です。
ワークショップの時間は和やかで、また他のクラスの人達と繋がっていくことも楽しさのひとつです。
デジタル、フィルム、経験も問いません。
「写真の好きな仲間達と素敵な時間を過ごしたい」そんな人達にも来て頂きたいと考えています。





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井戸     [旅  Travele]

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「砂漠が美しいのは、どこかに井戸を隠しているからだよ」  サン・テグジュベリ『星の王子様』より


旅とは井戸を探す行為なのかもしれない。



物語    [写真 Photograph]

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撮ることは凝縮すること。
観ることは開放すること。
あの日に見た光は、長い時間をこえて、ふたたび輝きをもつ。

光と時間の物語。




銀河   [自然]

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花の銀河



月の花見   [自然]

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月もたまには花見でも



循環   [自然]

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空の雪が溶けはじめ、
その白は大地の花となった。




とき…     [日々]

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誰もが振り向きもせずに通り過ぎる。
二週間も経てば満開の花を咲かせる。
人は集まり誉め称える。
花が散り人はまた通り過ぎる。



飛来   [写真 Photograph]

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川面を撮っているとシラサギが降りて来た。
あまりにも美しい姿にしばし見入る。

昨日は裏山で鷹に似た鳥を発見。
上空を2度ほど回転すると再び遠くの空へ、群青色の空へ溶けていった。



「人生は偶然のものしか与えてくれない。それを不変なものにするのは芸術家の役割だ」フロベール

人生も写真も偶然の芸術なのかもしれない。
偶然力を高め、必然へと繋げていく。
そんな楽しみが写真にはある。



『小原孝博フォトワークショップ』第2期生の募集を開始します   [写真 Photograph]

  
    『小原孝博フォトワークショップ』第2期生の募集を開始します。




4/20(土)、 5/11(土)、 5/25(土)、 6/8(土)、 6/22(土) の全 5回コース

時間は 10:00 〜 13:00

会場は新宿のロハスムーン (新宿区新宿1-24-7 ルネ御苑プラザ712)

http://www.lohas-moon.com/photo/kohara.html




1月に開講したフォトワークショップ。
スタートしたときには、年に2度ほどの開催を考えていました。
しかし予想以上に問い合わせのスピードが早く、4月から第2期のワークショップをスタートすることになりました。みなさまには様々な形で応援して頂き感謝しています。


ワークショップをして感じたことがあります。
最初は教えることは教えられことだと思いました。
いままで以上に写真を見つめ直し、写真を学び直しました。
最近は教えるという言葉が消えました。
ワークショップに集まって頂いたみなさまの写真に、あるいはその背景にある様々なことに、少しでもお役に立てたらいいなと考えるようになりました。
いままで作品を創ることやプロとしての仕事に全力を尽くしてきましたが、ワークショップもまた同じです。

写真を通して、個性の花が開き、心を豊かにしていくことが目的です。
新宿御苑のサロンでお待ちしています。

ロハスムーン主催の加茂さん、第1期生のみなさんには大変感謝しています。
今後ともよろしくお願いします。




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伝わる心   [写真 Photograph]

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ワークショップでそれぞれの作品と向き合うとき、写真展で作家の個性と出会うとき、写真に映り込んだ気配のようなものと遭遇することがある。

撮られた場所や、写り込んだ人の持つ力。
撮る人の想いや、パーソナルな歴史。
フィルムやデータのなかに閉じ込められたものが、印画紙にプリントされ、再び光と出会いその封印を解く。

たくさんの作品と長い時間を過ごしていると、ふと別なものと、作家の背負ったものとどこかでチャンネルがあってしまったように感じるときがある。

それが起こりうることならば写真の持つ可能性はさらに高まる。
観てもらえる人に、伝えたいことがあれば、込めた心は空間や時間を超越する。

たくさんの若い作家達と、ワークショップではその原石達と知り合えたことであらためて自分を知る。
写真を観る、語る、撮る、いまが楽しい。

そして撮るべき心が決まった。




たたずみ   [旅  Travele]

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現れ    [写真 Photograph]

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形なきもの
流れゆくもの

今年はそんなものと向かいあいたい


ーーー


新しい権力者が新しい神を連れて来ると、元いた神はその場所を譲り、名を奪われ、時に鬼と呼ばれる。
節分に「鬼は外」の声を聞くたびに鬼のことを想う。


バランス   [写真 Photograph]

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自力と他力。
バランスのなかで景色と出会いシャッターを押す。



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いよいよ明後日(20日)から『小原孝博フォトワークショップ』が始まります。
申し込んで頂いた方々にとても感謝しています。
写真は縁結び。
カメラを持つことで素晴らしい景色と出会い、作品もまた人と人を繋げてくれます。
会場でお会いできることを楽しみにしています。
http://www.lohas-moon.com/photo/kohara.html


直感   [写真 Photograph]

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直感は経験の反射神経。
撮るほどに思う。




幹     [心]

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葉という衣を脱いだ冬。
幹の強さに心打たれる。
人としてこうありたい。



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